ダッチオーブン・ピザ

ダッチオーブンとは何か、これはあまりに有名になってしまったので
敢えて触れない事にする(めんどくさいだけってか)
知らない人は、写真に出てくるような鋳鉄の鍋だと
理解してもらいたい
こんなやぼったいものが、キャンプ場でミラクル調理器具に
変身するのだ
ダッチオーブンで調理すると、ほんとに何でも美味しくなる
一度おためしあれ



さて、ピザであるが簡単に
生地の材料表をご覧あれ

材料名

分量

強力粉

280g

薄力粉

120g

イースト

8g

260cc

砂糖

8g

8g

コショウ

3g

オリーブオイル

12cc


*(実際の粉はラーメンに適する中力粉がピザに良い)

これで、およそ700gの生地が作れる
生地一人前がおよそ140g
5人前の生地が取れる計算となる
140gの生地を丸く伸すと、12インチの
ダッチオーブンに丁度いい大きさとなる

では、作り方を写真によって紹介しよう

まず、原料となる小麦であるが、色々な小麦粉を試した結果、クリスピーなピザを作るには
中力粉がいいことがわかった。しかも、コシの強いラーメンに適した小麦粉と同じものが
ピザにも適していることがわかった。製粉屋でピザ用の小麦粉を買うとき、「ラーメンに
向いている中力粉を下さい」というといいだろう。私は黒磯市にある渡辺製麺所で小売り
している中力粉を使っている。これはラーメン、ピザにもってこいの粉だ。渡辺製麺所は
1キロから小売りしてくれる。連絡先は0287−68−0036。配送もしているそうだ。
因みに蕎麦粉を50%、中力粉を50%で生地を作ると、蕎麦ピザになる。結構いける。
トマトペーストではなく、梅肉ペーストを用いるなどすると和風蕎麦ピザが出来る。

最初に小麦粉200g(蕎麦ピザの場合でも、小麦粉の方を使う)とイースト8g、砂糖
8gをボールに入れ、軽く攪拌する。そこに水を260cc加える。ぐちょぐちょの状態
になるはずである。ぐちょぐちょにして、均質にイーストの発酵を行わせることを助ける。
砂糖をこの段階で加えるのも、発酵を助けるため。ぐちょぐちょの生地は、掬っては叩き
つける要領でよくかき混ぜる。均等にトロっとした状態になるまでかき混ぜる。

次に残りの小麦粉200gと塩8gコショウ3gを加えて、練り込む。よく均質になるまで
練り込む。練り込む。練り込む。10分くらいは練り込みたい。

そして最後にオリーブオイルを加えて、生地がオリーブオイルを吸い込み、均等にシトっと
するまで、またひたすらに
練り込む。練り込む。練り込む。これも10分くらい練り込みたい。
面倒くさがりの人でも5分は必要だ。


練り込み終わったところ。

丸い玉を作っておく。これから発酵の段階に入る。

薄くアルミ箔にオイルを塗っておき(くっつき防止)、その上に生地をのせる。この様に
扁平な円形にしておくときれいに膨らんでいく。


蓋をして、火の熾っている豆炭を4コばかり蓋にのせる。これで生地を発酵させる。
発酵時間は約30分
しかし、夏場は温度が上がりやすく、時々蓋を開けて生地の温度をみながら温度調節すると
いい。この写真のケースでは、夏場の炎天下だったので、15分後に蓋を開け、十分に
温度が上がっているのがわかったので、豆炭を取り除いた。温度調節はこの様に豆炭の
数の加減で行う。因みに発酵に適している温度は40度程度。


右にあるのが発酵用のダッチオーブン、左にあるのが焼き上げ用のダッチオーブン。
焼き上げ用のダッチオーブンの下には14コの豆炭、蓋には16コの豆炭がのっている。
豆炭の数は火の熾り具合によって増減した方がいいのだが、下より上の方に数を多めに置く。
下の方に多く置くと生地の下面が焦げ付きやすい。写真のように、鉄板を敷いておくと
オーブンが安定するし、豆炭の増減も楽に出来る。また、後かたづけが楽だ。キャンプ場に
よっては、直火禁止の所があるが、この鉄板の下にブロックを置けば、直火禁止の所でも
ダッチオーブンが使える。


発酵の終えた生地。フカフカに膨らんでいる。これを5等分して、丸めておく。


生地を伸したところ。多少のギザギザは素人の良さ。味には関係ないもん。


トマトペースト(市販品のペーストを用いた。酒のヤマヤでイタリア直輸入のペーストが安く
売っている。)を生地に塗り、その上に刻んだピーマン、タマネギ、ベーコン等々、お好みで
トッピングし、最後にチーズをパラパラと振りまく。おっと、焦げ付き防止にアルミ箔には
油を塗っておくことを忘れずに。


ダッチオーブンに入れ、蓋をする。
焼き上げには12分前後を要する。



豆炭の数を数えないでね。16コに足らない。(^_^;
後で足しているの・・・・(^_^;;;;;;;


ちょっと見づらいかもしれないが、ダッチオーブンの蓋を持ち上げているところ。
なんか、愛しのトレーラーちゃんの方が目立っているような・・・。


焼き上がり!!
さくっとした食感。う〜ん、クリスピー。
刻んだ生バジルをこれにトッピングすると、これまたたまらない。
バジルは最後にトッピングした方がいい。

さて、これだけでは終わらない。今回はもう少し工夫をしてみた。よく、石釜を持っている
ピッゼリアでは、パイの周りがプクッと膨らんで、そこを囓るとサクサクっとしてクリスピー
ではないか。私もイタリアで食べた石釜焼きのピザはそうだった。これを求めたい。
参加者で知恵を絞った結果、それは単に生地の周囲を厚くするだけだという事になった。
以前そうピッゼリアの店員から教わったことがある者がいたのだ。早速試してみた。


周囲を厚く残してパイにしたもの。
ソースが緑色なのは、自家製のバジルソースを塗ってあるから。
これにタマネギ、キノコがのっている。無論チーズも最後に。


ちょっとみにくい?焼き上がりのところ。少なくとも周囲がぷくっとしているのがおわかりに
なると思う。これはいける。この段階に至って、イタリアの本場ピザに勝るとも劣らない
おいし〜〜いクリスピィピザが、ダッチオーブンで焼ける様になったのだ。

実際は600gの粉を用いて、およそ8人前のピザを焼いた。この程度の量だと、
ダッチオーブン2台で、次々に焼ける。大人6人で、相当の満腹状態となる。

是非お試し頂きたい。


元のページに戻って、トレーラーをもう一度見よう。(^_^)


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